この気持ちを殺しておくのは苦しくて、 でも、伝える勇気もなくて、 置いておくには邪魔で、 捨ててしまうのは淋しくて、 でも、どこかぼんやりしているのに、 君に会う度にキリリと痛む。 そんな痛みは味わいたくないのに 君に会って、痛みを感じなければ、 まるで初めから無かったかのようで 恐くて、信じられない。 そんな気持ち自体を吹き飛ばしたくて、 今日も君に会いたいと念[おも]う。 理不尽な 僕。 私。