恋愛編
糸の目
なぜ、まぁ、どうしてこんなにも
私はあの人の事を見つめているのでしょう
自分でもあきれる程に
穴があく程に
あの人の事を見つめて、
それでも
なぜ、まぁ、どうしてこんなにも飽きないのでしょう
あの人が友達と笑いはじめても
勉強に打ち込み始めても
眠りはじめちゃっても
なぜ、まぁ、どうしてこんなにも
私は更にほほえむのでしょう
あぁ、あの人の眼鏡でさえ、いとおしい