恋愛編
太陽のぬくもりあなたのぬくもりに抱かれて眠った。
朝、ふと目が覚めて横を見るとあなたがいなくて、
ふいに淋しさが押しよせたけれど、
すぐにあなたが残したぬくもりと香りを見つけて
安心の中で眠った。
その安心は太陽のぬくもりのよう。
しばらくして、あなたはトーストのにおいを漂わせながら、
私を起こしにきた。
もちろん寝たふり。
今日はどんな風に起こしてくれるんだろうと思っていたら、
バレていたらしい。
あなたにはすぐに何でもバレてしまう。
何でもお見通しなのは少々腹立たしいけど、
私を見ていてくれていることが分かって
なんだかうれしくなるのです。